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【香港】世界一周のはじまりに見た、“知ってるつもり”の景色

横浜港を出航したのは、2019年4月20日。
大桟橋にはたくさんの人が集まり、103日間の世界一周クルーズが始まりました。

翌日は大阪からの乗船者と合流し、いよいよ日本から離れることに。
船はゆっくりと進み、沖に出れば出るほど目に入ってくるのは水平線。
いつの間にか電波が途切れ、地図も開けないまま船は進んでいきました。

103日間で訪れるのは19カ国。
どんな日々を過ごしたのか、気づきがあったのか。
長くなると思いますが、お付き合いいただけると嬉しいです!

目次

1寄港地目:香港

2019年4月25日、九龍湾にある港に到着。
香港では、乗船前から関わりのあったメンバーと一緒に行動しました。

陸に降りてみると、街は漢字だらけですがなんとなく意味は分かります。
建物を見たり、飛び交う言葉を聞いたりして、少しずつ日本との違いを感じ始めました。
でもまだ「遠いところまで来た」という実感は湧きません。

イオンに漂う異臭の正体

香港では特に予定は立てず、行き当たりばったりで歩いてみることにしました。
まずはMTR(地下鉄)に乗って太古へ。

駅を出るとイオンがあり、まだまだ日本を感じられます。
お菓子やカップ麺など、普段スーパーで見るような商品を多く取り扱っており、
これからの旅で揃えておきたいものは一通り調達できそうです。

ただ、日本のイオンとの違いを感じたのは匂い!
イオンに入った瞬間、思わず“なんか臭いよね?”と共感を得たくなるほど臭い!

この臭いが野菜売り場を支配しています。
強烈な異臭を放つ根源を探すと、ずらりと並んでいたのはドリアン。
まるっと1個売ってあるものから、カットされてパック詰めされたものまで。
商品を手に取らずとも「うぅぉ…」と自然に声が出て、全細胞がドリアンを拒否しました。
なるほど。”世界一臭い果物”と言われる所以はこれか。

でも、これだけ売ってあるということは需要があるということ。
死ぬまでに1回は食べてみてもいいかなとは思いますが、いつまでも心の準備ができそうにありません。

迫力のモンスターマンション

そんなイオンを後にし、少し歩いたところに建物に囲まれた異空間が出現。
この時にはっきりと「海外に来たんだなぁ」と実感が湧きました。

モンスターマンションを見て、「こんな住宅が存在するのか?」というのが最初の感想。
日本では見たことのない集合住宅です。
約2200戸もあるそう。

中庭に立つと、360度を壁に包まれるような感覚に。


圧巻としか言いようがありません。
室外機からポタポタと落ちてくる水を、雨と間違えたのもいい思い出です。

澳門茶餐廳のエッグタルト、幸福堂のタピオカ

それから尖沙咀(チムサーチョイ/せんさしょ)に移動しました。
まず足を運んだのは、エッグタルトが有名なお店『澳門茶餐廳(マカオレストラン)』。

エッグタルトだけのつもりでしたが、ついでにご飯も食べることに。
トマトスープにマカロニが入って、豚肉もたっぷり入った料理を注文しました。(料理名不明)
友人はチャーハンとか、あっさりとした麺料理とか。(こちらも料理名不明)
味は全部当たり!美味しかったです。
エッグタルトは何個かテイクアウトすればよかったと思うほど…。

店員さんも他のお客さんもフレンドリーで、いつの間にか私たちの写真に入り込んでくれてました。
鏡越しに映り込んだ別の店員さんも笑顔。
香港に行くことがあれば、澳門茶餐廳はまた行きたい!

その後は、近くにあったタピオカ屋さんへ。

これがまた美味しくて…!
でも後から写真をよく見てみたら、「台湾」って書いてある。
香港じゃなくて台湾。
しかも、日本にも店舗があるらしい。

それでもめっちゃ美味しかったから紹介しました。
東京にあるみたいなので、お近くの方はぜひ味わってみてほしいです。(私も行きたい)

香港の本気を感じたビクトリアハーバー

せっかく香港に来たのだから、「100万ドルの夜景」と呼ばれる夜景は外せません!
山の上にあるビクトリアピークが有名ですが、こちらの『ビクトリアハーバー』も大人気です。

20時から開催されるのは、光と音楽のショー”シンフォニーオブライツ”。
「これが無料でいいのか?」と思うほど煌びやかで、香港の本気を見た気がしました。
とてもエネルギッシュ。美しい。
しかし、ここ以上に元気な場所がまだまだありました。

男人街で夜の香港を楽しむ

香港に来たからには小籠包を食べたい!ということで、楽しみだった夜市へ向かいます。
まずは女人街に行きましたが、ここでは何も買わず。
そのまま男人街へ移動してきました。

ご覧の通り、ここで食べたのは出来立ての小籠包!!
もちろん美味しい!

ドリンクメニューはありません。
お店の目の前にセブンイレブンがあって、お酒はそこで買ってきて持ち込みOK。
そして何と、セブンイレブンのWi-Fiが繋がる。
美味しいし、安いし、Wi-Fiも繋がる。トータルで最高のお店!

男人街は、人間くささのあるエネルギーを感じる場所でした。
ネオンもギラギラしていて活気がある。
椅子の原色感もたまらない。
夜が深まる頃には、すっかり香港の虜になってました。

歩いて分かる日本との違い

そしてここからが私たちの旅本番。
地下鉄もバスもない時間になり、船まで歩いて帰ることに。
予定では2時間半くらい。
オフラインでも使える”Maps me”を使いながらひたすら歩きます。

香港を感じる一方で、まだまだ日本の近さを感じる場面も。

足場が竹で組まれているのは初めて見ました。
モンスターマンションも、もしかして…
いや、あの大きさでそれはないか。

これ、どこで撮った写真か分かりますか?
歩いている途中で寄った『公衆トイレ』です。

イオンのドリアン臭とは大違い。
トイレに入った瞬間、ふわっといい香りがしました。
トイレだということを忘れて深呼吸したくなるほど。
静かに感動したシーンでした。

セブンイレブンでアイスを買って食べながら、「トイレに行きたい」と言い始めた友人はどこかの大学のトイレを借りながら、最終的にかかった時間は4時間。(ちなみに福岡から香港への飛行機も4時間かかるらしいです。)
結構歩きました。
でも、足は痛いのに、不思議と心地いい疲労感。
きっと高揚感もあったのでしょう。


イオンの匂いに驚いて、モンスターマンションに圧倒されて、香港の夜に包まれて。

出国前は、ありとあらゆることを検索しました。
「有名な食べ物も観光地も、もう把握した!」──そう思っていたけれど、
それはただ、表面をなでていただけだったのかもしれません。
“知ってるつもり”の場所にも、見方を変えれば新しい景色があるということ。

実際に歩いてみて、初めて気づきました。
画面からは伝わってこない、温度、味、匂い、音。
写真で見ていたはずの景色も、五感で出会うとまるで違う。
すべてが新鮮で、眩しかったです。

旅はまだ1カ国目。
次は、シンガポールへ向かいます。

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